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旅行と読書の記録

【個人手配】モスクワ・サンクトペテルブルグ6日間の記録④

2019年10月のモスクワ・サンクトペテルブルグ旅行の記録です(③と同様、時間が経ち過ぎていて中身が薄っぺらいです・・・)。
 
記録④では、サンクトペテルブルグ2、3日目、エルミタージュ周辺やペテルゴフ宮殿について紹介していきます。
 

エルミタージュ美術館

 

サンクトペテルブルグ2日目(旅の4日目)は、朝からエルミタージュ美術館へ行きました。

旅行ブログでは、事前予約をおすすめする記事が圧倒的に多いですが、今回は事前予約をせずに行きました。

 

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美術館に向かう途中

朝10:00に中庭オープン、10:30に開館とのことだったので、10:00頃から並び始めました。横殴りの雨だったためか、列はそれほど長くなく、開館後は10分程度で入場できました。

 

今回はゴールデンルームとダイヤモンドルームのツアーを申し込むために窓口でチケットを購入しましたが、チケットのみの場合は中庭にある券売機でチケットを購入できるため、開館前から並ぶ必要はないと思われます(チケットを持っている人は、開館後は待つことなくスムーズに館内に入っていました)。

 

美術館内のカフェで軽食をとった後、ゴールデンルームとダイヤモンドルームのツアーに参加しました。

どちらも宝物が展示されており、説明を聞きながらまわりました(開館前に入り口付近でツアー開始時間が掲示されており、1日1回だけ設定されていた英語ガイドの回を選びました)。

展示物が似ていたので、どちらか片方で良かったかも。

 

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美術館内の回廊

 

初めてのグルジア料理

 

1日エルミタージュを見た後は、グルジア料理店へ。

www.tripadvisor.jp

 

グーグルマップの口コミを頼りに選んだのですが、地元の人で賑わう、活気あるお店でした。

 

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ナスを使った前菜

 

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見慣れない料理ばかり


小籠包に似ているのは、「ヒンカリ」というもの。

小籠包のように中に肉汁が詰まっているのですが、小籠包よりも大きいです。正しい食べ方がよくわからず、肉汁がこぼれ出ていきました・・・。今回はラム肉を選んだのですが、味はとっても美味しかった。

 

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ハチャプリ(食べかけですみません・・・)

 

ハチャプリは、ピザ生地のようなパンにチーズやバター、卵がトッピングされていて、パンをちぎってトッピングをつけながらいただく料理。きっと高カロリーだけど、美味しかった。

 

グルジア料理、もっと食べてみたいなぁ。

 

スーパーでお土産を探したり、高級食材店でウォッカを買ったりして、ホテルに戻りました。

 

ペテルゴフ宮殿 

 

翌日、サンクトペテルブルグ3日目(旅の5日目)は、ペテルゴフ宮殿へ行くため、まずエルミタージュ美術館の北側?にある船着場に行きました。

ペテルゴフ宮殿行きの高速船は、毎年5月〜10月頃に運行されているようなのですが、具体的な運航日が不明のため(年によって、その年の運行終了日が変わる模様)とりあえず船着場に行ってみることにしました。

結果、まだ運行していたため(10月13日時点)、ペテルゴフ宮殿に行くことができました。

 

高速船は、往復1700ルーブルでした。

 

ペテルゴフ宮殿は、他の宮殿と違わずとても華やかなのですが、庭に数多くの噴水がある点が特徴的です。

 

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大宮殿まで続く長い池

 

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大宮殿前の噴水

 

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大宮殿側から見た噴水

 

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宮殿内部

 

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宮殿内部。貴族の食卓でしょうか

 

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素敵なハープ

 

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敷地は海に面しています

お庭にも見どころが多く、宮殿内部、お庭ともに散策を楽しめました。

 

エルミタージュ周辺、最後の散策へ

 

高速船でエルミタージュ美術館近くの船着場に戻り、そのままエルミタージュ美術館の新館へ。

 

ゴッホピカソマティスといった有名な作家の絵が並びます。

美術に疎くても、それなりに楽しめてしまいます。

 

その後、血の上の救世主教会へ。

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前夜に外から撮影した、血の上の救世主教会

協会の内部の壁は絵で埋め尽くされていて、圧巻でした(良い写真が撮れませんでした・・・)。

 

 

ロシア最後の夕飯は、ロシア風クレープ「ブリヌイ」のチェーン店「Teremok」で食べました。

店員さんにお願いして英語のメニューをもらい、マシュルームとひき肉とクリームチーズの入ったブリヌイを頼みました。

 

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ブリヌイとボルシチのセット

リーズナブルかつ気軽に利用でき、しかも普通に美味しい。

ロシアでの最後の夕飯、良い締めくくりになりました。

 

この後、空港へ向かい、夜の便で日本に戻りました。

 

モスクワ・サンクトペテルブルグ6日間の感想 

 

総じて、モスクワ、サンクトペテルブルグともに優しい方が多く、ロシアという国に対するイメージが少し変わりました。

地下鉄のゲートでキャリーケースがつっかえた時に持ち上げてくれたり、バス停で待っていた時に「今のシーズン、ここにはバスが停まらないから、次のバス停で待った方がいいよ」と教えてくれたり(ロシア語ですが。笑)。

それなりの警戒心を持ってスタートした旅行だったのですが、ロシアの方の優しさにほっこりさせてもらいました。

 

もう1つ予想外だったのは、ロシアで食べたご飯がどれもすごく美味しかったこと。それほど期待していなかったのですが(失礼)、日本で食べたことのない味・食材が多く、とっても楽しむことができました。

 

観光地でもロシア語の案内しかないところもあり、ロシア語がわからないと不便なことはありますが、また行きたい国になりました。

次は、手軽にウラジオストクに行ってみるのも良いかなぁ。

 

コロナが収束するまでにはもう少し時間がかかりそうですが、次の行き先候補をゆっくり探してみたいと思います。